研究課題/領域番号 |
25303020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
渡辺 幸三 愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (80634435)
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研究分担者 |
大村 達夫 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30111248)
渡部 徹 山形大学, 農学部, 教授 (10302192)
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連携研究者 |
押谷 仁 東北大学, 医学研究科, 教授 (80419994)
齊藤 麻理子 東北大学, 医学研究科, 助教 (80404234)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | デング熱 / ベクター感染症 / 集団遺伝 / 蚊 / フィリピン / 感染症 / GIS解析 / 生態学 / 遺伝子 / 国際研究者交流 / 生態疫学 / 土木環境システム / 国際貢献 |
研究成果の概要 |
フィリピンのメトロマニラとターラックにおいて,デングウイルスを媒介するネッタイシマカ成虫を採捕して,DNA多型解析を行った。その結果,蚊の交流範囲や蚊の飛翔範囲が5km未満など,デングウイルスの伝播範囲の予測に繋がるベクターの空間生態を明らかになった。また,メトロマニラの全604行政区における洪水強度と土地利用区分に関するGISデータを整備し,これらを説明変数として,行政区間のデング感染率(人口当たり感染数)の違いを記述する回帰木モデルを作成した。高い精度で実測されたデング感染率を説明するモデルが構築され,洪水がリスク因子としての寄与率が高いことも示された。
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