研究課題/領域番号 |
25304008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 九州大学 (2014-2015) 北海道教育大学 (2013) |
研究代表者 |
村上 貴弘 九州大学, 持続可能な社会のための決断科学センター, 准教授 (40374706)
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研究分担者 |
東 正剛 北海道大学, 名誉教授 (90133777)
坂本 洋典 玉川大学, 脳科学研究所, 研究員 (70573624)
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連携研究者 |
坂本 洋典 玉川大学, 脳科学研究所, 研究員 (70573624)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 音声コミュニケーション / SEM / 高精度小型録音装置 / 行動生態 / アリ類 / 菌食アリ / 進化 / アリ / 行動 |
研究成果の概要 |
本研究はアリ類が音声をコミュニケーションに利用する重要性を明らかにするという新規性の高い研究である。とくに中南米に生息する菌食アリの中のもっとも進化した種であるハキリアリにおいて、「言語システム」に類するほどの複雑な音声を使用していることを世界に先駆けて明らかにした。さらに、菌食アリのグループの中でも社会構造が原始的なものから進化的なものになるにつれて、音声コミュニケーションの程度も多様になることが示された。これらのデータによって、アリ類の社会進化と音声コミュニケーションには明確な関連があることが示唆された。今後は、これらの成果をいかに応用していくかを追求していく。
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