研究課題/領域番号 |
25304011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宗原 弘幸 北海道大学, 北方生物圏フィールド科学センター, 准教授 (80212249)
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研究分担者 |
矢部 衛 北海道大学, 水産科学研究科(研究院), 教授 (80174572)
古屋 康則 岐阜大学, 教育学部, 教授 (30273113)
安房田 智司 新潟大学, 自然科学系, 助教 (60569002)
阿部 拓三 北海道大学, 水産学部, 助教 (90639270)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2013年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | カムチャッツカ / 北太平洋要素種群 / アラスカ / カジカ / 不凍タンパク質 / 分子系統 / 寒冷適応 / バンクーバー島 / 不凍タンパク質遺伝子 / 北太平洋沿岸 / 北極海 / スクーバ潜水 / カムチャツカ / ロシア / 不凍タンパク / ウナラスカ島 / アイナメ / アメリカ |
研究成果の概要 |
カムチャッツカ半島、ウナラスカ、バンクーバー島でスクーバ潜水による標本採集調査を行った。また北大練習船による北極海での採集調査も行った。標本を同定するともに、分子系統解析および不凍タンパク質の発現状況を調べた。その結果、約50種400個体のカジカ類、ダンゴウオ類、アイナメ類を採集し、大学に保管していた標本と合わせカジカ上科6科47属92種の分子系統解析を行った。沖合から沿岸への独立した進化、東西北太平洋に分断分布する種の別種相当の遺伝的距離、垂直分布制約の回避による大規模系統回遊などの仮説提案ができた。この仮説と不凍タンパク質の解析からカジカ類の寒冷地への侵入過程の一端を解明できた。
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