研究課題/領域番号 |
25304035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会・開発農学
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
耕野 拓一 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (20281876)
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研究分担者 |
蒔田 浩平 酪農学園大学, 獣医学群, 准教授 (40588133)
仙北谷 康 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (50243382)
西田 武弘 帯広畜産大学, 畜産学部, 准教授 (70343986)
宮崎 さと子 (窪田さと子 / 窪田 さと子 / 宮崎 さと子(窪田さと子)) 帯広畜産大学, 畜産学部, 助教 (90571117)
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研究協力者 |
Tiana N. Randrianantoandro 帯広畜産大学
Kothalawala K.H.C. スリランカ農務省・家畜衛生局
Nguyen Thi Minh Hien Vietnam National University of Agriculture
Tran Manh Hai Vietnam National University of Agriculture
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 家畜衛生 / 行動 / 誘因 / 経済疫学 / ベトナム / スリランカ / ブルセラ病 / 隠匿行動 / 人獣共通感染症 / 人畜共通感染症 / インセンティブ / 牛ブルセラ病 / エージェンシー理論 / モラルハザード / 家畜保険 / 逆選択 / リスク回避 / 時間割引率 / 酪農 |
研究成果の概要 |
この研究では、スリランカとベトナムを対象に、経済疫学調査を実施し、経済理論を応用しながら、途上国の家畜衛生制度のあり方を解明・提言した。 ベトナムでは高年齢の牛ほど家畜保険に加入する傾向が高いことが示され、調査地域におけるモラルハザードの存在が示唆された。サーベイランスシステムや保険のペナルティが,家畜保険の仕組みに必要であることが明かとなった。スリランカではブルセラ病の発生要因を社会経済的要因から調査した。農家レベルの有病率は9.6%で、人種や貧困などの農家特性がブルセラ病の発生に関与していた。家畜疾病コントロールにおいてこれまで顧みられなかった農家特性を注意深く検討する必要がある。
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