研究課題/領域番号 |
25305003
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山内 太郎 北海道大学, 保健学研究科, 教授 (70345049)
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連携研究者 |
川村 協平 山梨大学, 教育人間科学部, 教授 (60126646)
河辺 俊雄 高崎経済大学, 地域政策学部, 教授 (80169763)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 狩猟採集社会 / 子ども / 人類進化 / 栄養摂取 / 身体活動 |
研究成果の概要 |
アフリカ熱帯雨林および南太平洋ニューギニア島の低湿地帯に暮らす狩猟採集民の子どもを対象として栄養状態、成長、体力を評価した。全般的に栄養状態は良好であった。年齢上昇とともに1日総移動距離、行動半径は増加し、思春期に入ると個人差が拡大した。この傾向は女子よりも男子で顕著であった。予測しなかった結果として、アフリカ熱帯林に暮らす狩猟採集民の子どもの1日総歩数の平均値は男女ともに2万歩を超え、国際基準値を大きく上回っていた。狩猟採集民の子どもは現代の子どもよりも相当多く歩いていることが示唆された。現代社会で使用されている体力テストは子どもの体力を過小評価する可能性が示唆された。
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