研究課題/領域番号 |
25305007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
吉田 栄人 金沢大学, 薬学系, 教授 (10296121)
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研究分担者 |
都野 展子 金沢大学, 自然システム系, 准教授 (60295102)
松岡 裕之 自治医科大学, 医学部, 教授 (10173816)
伊従 光洋 金沢大学, 医薬保健研究域薬学系, 准教授 (20608351)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | マラリア / ハマダラカ / 唾液タンパク質 / インドネシア / 疫学調査 / AAPP |
研究成果の概要 |
ハマダラカの唾液タンパクAAPPを大腸菌で発現・精製し、これをELISA抗原として、スンバ島での住民の血清2617検体の抗AAPP抗体価を調べた結果、雨季の蚊の発生が多い時期には、抗AAPP抗体価は乾季のそれと比較して優位に上昇していた。特に、熱帯熱マラリアに感染している住民血清にはその上昇が顕著であった。三日熱マラリア感染者間では低い上昇であった。これは、三日熱マラリアに特有のヒプノゾイトによる再燃感染が原因であると推察している。以上の結果から、抗AAPP抗体価を追跡調査する事によりハマダラカに対する暴露、さらにはマラリア感染アウトブレイクを予想することが可能となると期待される。
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