研究課題/領域番号 |
25305016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
安田 二朗 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (10282518)
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連携研究者 |
黒﨑 陽平 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (40415443)
浦田 秀造 長崎大学, 熱帯医学研究所, 助教 (20614449)
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研究協力者 |
Uche Sonny Unigwe
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | ラッサ熱 / ラッサウイルス / ナイジェリア / 次世代シーケンサー / 国際研究者交流 / ウイルス / 感染症 |
研究成果の概要 |
ラッサウイルスによって引き起こされるラッサ熱は致死性の高い感染症であり、西アフリカ、特にナイジェリアでは深刻な問題となっている。本研究では、他の地域よりも高い致死率が報告されている南東部で2012年から2016年にかけてラッサ熱疑い患者から血清121検体を採集し、解析した。RT-PCR検査の結果、32検体がラッサウイルス陽性であった。ウイルス遺伝子の分子遺伝学的解析からこの地域においてウイルスは抗体等の選択圧力を受けることなく遺伝学的に高度に保存された状態で長期間維持されていることが明らかになった。また、病態の重篤化に腸管出血性大腸菌O157:H7の感染が関わっている可能性も示唆された。
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