研究課題/領域番号 |
25330010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
垂井 淳 電気通信大学, 情報理工学(系)研究科, 准教授 (00260539)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 計算量 / 領域計算量 / Exponential Time予想 / 深さ優先探索 / 通信計算量 / 多項式表現 / 計算量理論 / 回路計算量 / ブール関数と多項式 |
研究成果の概要 |
n個の頂点とm本の辺をもつ無向グラフに対して,n+o(n)ビットの記憶領域だけを用いて深さ優先探索が可能であり,有向非巡回グラフの場合は,n/[exp(Omega(root(log n)))]ビットの記憶容量だけを用いて深さ優先探索が可能であることがわかった.深さ優先探索以外の複数の問題についても同様の結果を得た.指数時間予想と「この問題をnの3乗より早くは解けない」といった予想の関連性が最近明らかになりつつあるが,我々の結果は,「記憶領域量がnの(1-epsilon)乗しかない場合は計算は不可能」といった予想と他の問題の領域計算量との関係解明の重要性を示唆している点が特に興味深い.
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