研究課題
基盤研究(C)
量子検証システムとは,証明者と呼ばれる強力な計算能力をもつものと検証者と呼ばれる多項式時間量子計算が行えるものの間の通信システムであり,その目的は検証者が決定問題の入力がYESか否かを効率的に検証することにある.本研究では,計算量理論の観点から量子検証システムの計算能力とその計算量的限界を研究した.とくに,QMAと呼ばれる非対話型の量子検証システムや1ラウンドの量子対話型証明システムを探究し,これらのシステムの簡素化を行ったり,基本的な性質を明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 2件、 招待講演 7件) 備考 (3件)
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