研究課題/領域番号 |
25330020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
情報学基礎理論
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研究機関 | 国立情報学研究所 |
研究代表者 |
金沢 誠 国立情報学研究所, 情報学プリンシプル研究系, 准教授 (20261886)
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研究協力者 |
SALVATI Sylvain INRIA Bordeaux
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 単純文脈自由木文法 / 樹状指標文法 / 多重文脈自由文法 / 多次元木 / 表現定理 / Ogdenの補題 / Dyck木言語 / Weirの制御言語 / 制御言語 / IO文脈自由木文法 / 並列多重文脈自由文法 / 属性文法 / Dyck言語 / 指標文法 / 線形指標文法 |
研究成果の概要 |
単純文脈自由木文法(CFTsp)に対して,Chomsky-Schuetzenbergerの定理の自然な拡張となる定理を証明した。Chomsky-Schuetzenbergerの定理がDyck言語を使うのに対して,この定理は,「Dyck木言語」の概念を用いる。応用として,CFTspと等価な樹状指標文法の概念を考案した。さらに,CFTspが生成する文字列言語の特徴づけを得ることもできた。 また,CFTspが生成する文字列言語に対してはOgdenの補題が成り立たないことを証明し,多重文脈自由文法に対してOgdenの補題が成り立つための十分条件を提示した。
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