研究課題/領域番号 |
25330165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
嶋 啓節 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 非常勤講師 (60124583)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | envy / schadenfreude / monkey / model / サル / 相互感情 / 認知課題 / 嫉妬 / 社会脳 / 社会性 / 相互関係 / 社会行動 |
研究成果の概要 |
2頭のサルの関係が、個体と個体の生後から現在までの経歴によってその感情に関する関連性が大きく異なることが明らかになった。例えば2匹の関係が兄弟・姉妹の場合には一方の動物のみが報酬を得る様な状況にあるとき、それを観察している動物は、最初の数カ月は相手に対する嫉妬、羨ましさを思わせる生体信号のゆらぎ、皮膚電気反応の電位の変化、心拍数の上昇、呼吸パターンの変動が認められるが、それらの変動は数週間でプラトーになった。しかし、2匹の関係が最初から無関係の場合、皮膚電気反応の変動は大きく、興味深いことに、その変動が時間を経過しても減衰しなかった。
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