研究課題/領域番号 |
25330301
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター (2015-2017) 独立行政法人理化学研究所 (2013-2014) |
研究代表者 |
山下 祐一 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第七部, 室長 (40584131)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 神経回路モデル / 認知ロボティクス / 計算論的精神医学 / 統合失調症 / 自閉スペクトラム障害 / 自閉スペクトラム症 / 自閉症スペクトラム / 脳・神経 / 神経科学 / 認知科学 / ニューラルネットワーク / 機能的断裂症候群 / 精神疾患 |
研究成果の概要 |
本研究は、適応行動における「予測精度の推定」の役割に着目し、神経回路モデルとロボットを用いた実験による検証を行った。予測精度の推定が最適なレベルにあると、ロボットは実験者の動作に協調して、状況の変化に応じて行動を切り替えることができた。一方、予測精度の推定が過大(不確実性を過大評価)でも過小(不確実性を過小評価)でも、繰り返し行動や動作の停止などの異常行動が観察された。これらの結果は、状況に応じた適切な行動の切り替えに、予測精度の推定が重要な役割をしていることを示し、予測精度の推定プロセスの失調という観点が、精神疾患・発達障害の知覚・行動異常の病態理解にも貢献することが期待できる。
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