研究課題/領域番号 |
25340009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
三瓶 真 広島大学, 生物圏科学研究科, 特任講師 (60643103)
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研究分担者 |
山本 民次 広島大学, 大学院生物圏科学研究科, 教授 (40240105)
服部 寛 東海大学, 生物学部, 教授 (60208543)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 生物ポンプ / 物質循環 / 北極圏海域 / プランクトン / 沈降粒子 / 動物プランクトン |
研究成果の概要 |
本研究では、バイオロジカルカーボンポンプの定量的解明を、特にこれまでに知見が著しく不足している動物プランクトンの直接的寄与の観点から実施した。研究のための試料採集はセディメントトラップをはじめとする係留系観測を用いて行った。その結果、これまでに無視されていた動物プランクトンの新鮮な遺骸が表層混合層からの粒状有機炭素の移出に大きく寄与していることが分かった。しかし、これらの遺骸は生物活動が盛んなトワイライトゾーンにおいて、そのほとんどが消費されていることが明らかになった。これは、特に秋から冬にかけての表層下において、餌料の供給源として大きな意味を持つと考えられる。
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