研究課題/領域番号 |
25340020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
白石 浩一 福岡大学, 理学部, 助教 (80299536)
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研究分担者 |
林 政彦 福岡大学, 理学部, 教授 (50228590)
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連携研究者 |
柴田 隆 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (70167443)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 成層圏エアロゾル / 極成層圏 / エアロゾルゾンデ / 不揮発性成分 / エアロゾル組成 / 極渦 / 不揮発性粒子 / 北極成層圏 / ニーオルスン / ST物質循環 |
研究成果の概要 |
ノルウェイニーオルスンにおいてエアロゾルゾンデを用いた粒子中不揮発性成分の観測を2015年1月に実施した。その結果、成層圏下層部で、微小粒子と粗大粒子で特徴の違いが見られた。微小粒子では揮発性の高いエアロゾル(おそらく硫酸エアロゾル)が支配的に存在し、粗大粒子では鉱物や海塩などの不揮発性の粒子が含まれていることが分かった。 エアロゾルゾンデ長期観測データ解析から、成層圏エアロゾル最下層部での数濃度・粒径分布は、各年の極渦の発達に伴う大気の沈降の影響だけでなく、より低緯度の対流圏上部や成層圏下部の空気塊の流入の影響を強く受けていることが分かった。
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