研究課題
基盤研究(C)
ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の、イソゴカイへの消化管を経由した移行動力学を明らかにすることが本研究の目的である。個体別飼育曝露系、ゴカイおよび餌試料中PFOS分析方法、PFOS添加餌作成方法を確立した後、移行実験を実施し、動力学解析を行った。消化管での取り込み効率はほぼ100%、消失半減期は91日と推定された。他の水生生物、および同種での呼吸に伴う取り込みの場合と比べて、消失半減期が長く、この理由、メカニズムについて、今後、類縁の化合物を含めてさらに検討を進める必要がある。
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)
Environmental Toxicology and Chemistry
巻: 32 号: 9 ページ: 2009-2017
10.1002/etc.2270