研究課題/領域番号 |
25340093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
中里 勉 鹿児島大学, 学術研究院理工学域工学系, 准教授 (30323330)
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研究分担者 |
袋布 昌幹 富山高等専門学校, 物質化学工学科, 教授 (50270244)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | プロピレン / プロパン酸化脱水素 / 不均一触媒 / 水酸アパタイト / リン資源回収 |
研究成果の概要 |
余剰汚泥を未利用リン資源として活用するための,微量金属を含む水酸アパタイトのプロパン酸化脱水素触媒としての性能に及ぼす触媒合成時の熱処理操作の影響を調査した。炭化汚泥からの酸抽出を想定した微量の鉄分を含む模擬酸抽出液から水酸アパタイトを合成した場合,鉄分は全量水酸アパタイトに移り,塩基側で合成した類似の成分組成の水酸アパタイトとほぼ同じ触媒活性を示した。 触媒活性は触媒の合成スキームや鉄含有量,熱処理操作や熱処理温度に影響した。550℃におけるプロピレン収率の比較では鉄含有量0.5~1.5%が好ましく,余剰汚泥のリンを活用する際の鉄分混入量に相当した。プロピレンの最大収率は4.7%であった。
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