研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本人の死因の第一位であるガン患者に対し、治療中にも適応できる機能性(着心地)と美観(見た目の美しさ)に配慮したヘアハットの設計理論構築を目的としている。研究方法は、がん患者の帽子・ウィッグの現状と着用者の意識を海外6か国と比較した。さらに試作品を提示し着用評価も実施した。結果、国によりデザインと意識に差異があった。日本は、編地で無地が多く、肌触りや天然素材にこだわっていた。北欧と米国は、編地と織物、柄ものも多くデザインにバリエーションがあったが素材にこだわりがなかった。中国と韓国では、がん患者の帽子は見られなかった。
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神戸芸術工科大学紀要
巻: 芸術工学2014
120005514925
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