研究課題/領域番号 |
25350053
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 和洋女子大学 (2015-2016) 兵庫県立大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
佐藤 宏子 和洋女子大学, 生活科学系, 教授 (60165818)
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連携研究者 |
袖井 孝子 お茶の水女子大学, 名誉教授
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研究協力者 |
金 賢珠 国立ソウル大学, 社会学部, 上級研究員
金 美辰 大妻女子, 大学助教
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 農村家族 / 農村女性 / 追跡研究 / ライフコース / 世代更新 / 結婚難 / 直系家族 / 直系制家族 / 中山間地域 / 世帯変動 / 世代交替 / 直系家族制度 / 高齢者生活 / 後継者 / 生きがい / 国際情報交換(韓国・台湾) |
研究成果の概要 |
本研究は日本三大玉露茶の生産地である静岡県藤枝市岡部町において、同一の対象者と世帯を1982年から2014年まで追い続けた追跡研究である。本研究では、茶生産の盛衰に揺れた農村女性のライフコースの変容と農村家族239世帯の世代更新の軌跡を解明した。 本研究から、本地域の中心的な世帯構成は、親世代の死亡、子世代の結婚と孫の誕生に伴って「親・対象者夫婦・子」から「対象者夫婦・子夫婦・孫」へと移行したこと、この32年間に4割強の対象者が次世代を更新したこと、近年は子世代の深刻な結婚難や子世代・孫世代の他出による直系家族の減少が、新たな直系家族の形成を上回るスピードで生起していることが明らかになった。
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