研究課題/領域番号 |
25350055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 東京福祉大学短期大学部 (2016) 東京福祉大学 (2013-2015) |
研究代表者 |
岡野 雅子 東京福祉大学短期大学部, こども学科, 教授 (10185457)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 保育 / 保育環境 / 家族 / 家庭生活 / 子どもの視点 / 虐待防止 / 嬉しい場面 / 嬉しくない場面 |
研究成果の概要 |
保育環境を整えることは重要である。本研究は育てられる側から見た保育環境について、中でも家族との関係について検討した。家族を気遣う子どもは親が一緒に遊んでくれたり話を聞いてくれる時に嬉しいと思い、家族への気遣いの弱い子どもは家庭生活の中の嬉しい場面・嬉しくない場面とも程度が低かった。母親は子どもが嬉しい場面については的を射て捉えているが、嬉しくない場面は子どもと母親の認識に相違が認められた。それゆえ、子どもにとって嬉しくない場面である「一人ぼっちの時」や「家族が喧嘩している時」の子どもの気持ちを親が想像して心を共有することの重要性が明らかとなった。それは心理的虐待を防ぐことに寄与すると考える。
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