研究課題/領域番号 |
25350068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
倉林 徹 秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90195537)
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研究分担者 |
淀川 信一 秋田大学, 大学院工学資源学研究科, 助教 (90282160)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | テラヘルツ分光分析 / 繊維種識別 / 多変量解析 / 結晶構造 / セルロース / 繊維種鑑別 / セルロース結晶 / 凍結粉砕 |
研究成果の概要 |
本研究はテラヘルツ分光法を用い、衣服等の原料となる繊維種において、これまで識別が困難であった同族繊維に関する識別方法を開発し、近年の偽装表示問題に対応可能な信頼性の高い新規な鑑別法を確立することを目的とした。このため凍結粉砕に代わるプロセスとして、ミクロトームを用い繊維を中心軸に垂直に一定の長さで切断するプロセスを採用し、得られたテラヘルツスペクトルの1次微分情報を多変量解析することによって、テラヘルツ分光分析による高い定量性を実現した。これによってこれまで困難とされた同族繊維(分子構造や成分がほとんど同じ繊維種)の新規な識別方法としての応用の可能性を見出した。
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