研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、食感センサと咀嚼運動機構に食感知覚処理方法を組み合わせた食感計測システムの実現及び食感知覚の定量化である。ヒトは歯根と歯槽骨の間でクッションの役割を担う歯根膜という組織をもち、咀嚼時の歯根膜の伸縮を同膜内にある応答特性の異なる2種類の受容器によって検出し、最終的に脳内において食感として知覚する。この食感知覚の可能な計測システム実現のため、永久磁石と磁気素子群を用いて歯に相当する接触子の変位と、振動を計測できる食感センサを実現した。また、ヒトの咀嚼運動と同じ軌道と速度を実現可能な咀嚼運動機構を構成した。さらに、神経回路モデルを用いた知覚処理による食感判別手法を提案した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件)
日本食品科学工学会誌
巻: 6
130005253874
Journal of Sensors
巻: 2014 ページ: 1-7
10.1155/2014/459059
120005647291