研究課題/領域番号 |
25350117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 滋賀短期大学 (2015-2017) 神戸山手短期大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
原 知子 滋賀短期大学, その他部局等, 教授 (40192281)
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研究分担者 |
吉永 隆夫 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (40158481)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 煮物 / ポーラスメディア / 対流 / ダルシー数 / 微小重力 / 回転 / マイクロ波加熱 / 電子レンジ |
研究成果の概要 |
煮物調理における加熱過程を理解するために,ポーラスモデルを用いた解析を行った.解析では,容器内での具材の配置や大きさを流体で満たされた大きなスケールのポーラスメディアとみなし,具材自体を小さなスケールのポーラスメディアとみなすマルチスケールモデルを構築した.数値解析では,円筒容器底面からリング状に一定熱流束が流入しその他は断熱とする境界条件を用い,非平衡3次元解析を行った.その結果,熱対流が最も盛んになり容器内温度がより均一になる臨界ダルシー数が存在することが明らかになった.この値を用いることで,経済的な調理法のための,容器径に対する具材の大きさや,煮汁-具材の体積比を決めることができる.
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