研究課題/領域番号 |
25350124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
矢永 誠人 静岡大学, 理学部, 准教授 (10246449)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 除染 / イネ / 土壌 / 原発事故 / 用水 / 田水 / PSC |
研究成果の概要 |
放射性セシウムで汚染された土壌のモデル除染として、Cs-137で汚染させた園芸用土壌から硝酸カリウムまたはヨウ化カリウム水溶液を用いて放射性セシウムを抽出することを試みた。その結果、放射性セシウムはそれらの水溶液に抽出されたが、抽出率は汚染させてからの時間の経過に伴って低下していった。 原発由来の放射性セシウムで汚染された田の土壌を用いてイネのポット栽培を行った。用水に塩化ルビジウム及び塩化セシウム水溶液を加えて栽培したポットでは、玄米への放射性セシウムの移行係数が大幅に増加し、安定セシウムを利用した田の除染や放射性廃棄物からの放射性セシウムの分離濃縮及び廃棄物の減容化の可能性を示唆した。
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