研究課題/領域番号 |
25350128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
桑野 稔子 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (20213647)
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研究分担者 |
井上 広子 東洋大学, 食環境科学部, 准教授 (60438190)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 咀嚼 / ヒスチジン / 摂食抑制 / 精神面の安定 / 抗肥満 |
研究成果の概要 |
本研究は、成人期男女の咀嚼法とヒスチジン経口摂取のコンビネーションによる抗肥満効果を解明することを目的とした。その結果、成人男性においては、十分な咀嚼とヒスチジン摂取によって、摂取エネルギーが低下したことから、摂食抑制効果が発揮される可能性が示唆された。また、成人女性においては、十分な咀嚼をすることで腹囲が低下し、摂食抑制作用に寄与する可能性が確認された。しかしながら継続的なヒスチジン摂取は、咀嚼と同様の効果は見られなかった。十分な咀嚼やヒスチジンによる摂食抑制効果は、性別により異なる結果となったが、抗肥満効果として、健康・栄養教育のエビデンスに活用できる可能性が示唆された。
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