研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、インスリンシグナルを活性化する香辛料成分を探索・同定し、その抗糖尿病作用を評価することである。本研究では、インスリンシグナルを負に制御しているprotein tyrosine phosphatase 1B (PTP1B) の阻害剤を探索し、アブラナ科植物由来のイソチオシアネート類が強い阻害活性を持つことを見出した。また、phenethyl isothiocyanate (PEITC) が培養筋管細胞内のPTP1B活性を顕著に阻害することでインスリン非依存的にインスリンシグナルを活性化し、抗糖尿病作用を発揮することを明らかにした。
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (29件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 図書 (1件)
PLoS One
巻: 11 号: 4 ページ: e0153002-e0153002
10.1371/journal.pone.0153002
Current Protocols in Pharmacology
巻: 12.14 号: 1 ページ: 1-26
10.1002/0471141755.ph1214s71
J. Plant Biotechnol.
巻: 42 ページ: 123-128
Biosci. Biotechnol. Biochem.
巻: 80 号: 1 ページ: 13-22
10.1080/09168451.2015.1062715
Arc.h Biochem. Biophys
巻: 566 ページ: 26-35
10.1016/j.abb.2014.12.009
Mol. Nutr. Food Res.
巻: 58 号: 6 ページ: 1177-1189
10.1002/mnfr.201300675
Chem. Commun. (Camb).
巻: 50 号: 62 ページ: 8586-8589
10.1039/c4cc03094j