研究課題/領域番号 |
25350165
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
山本 隆 畿央大学, 健康科学部, 教授 (60028793)
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研究分担者 |
上地 加容子 畿央大学, 健康科学部, 教授 (50390208)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 離乳期 / フレーバー / 味覚 / 嗅覚 / うま味 / 嗜好学習 / 記憶 / 嫌悪学習 / サラダ油 / 幼若ラット |
研究成果の概要 |
うま味に富む食物はおいしさと共に特有の匂いを持つ。幼児期の食経験によりその特有の匂いが克服可能かを調べるため、離乳直後のラットにつき、フレーバー嗜好学習(CFP)獲得の有無を調べた。うま味溶液にはグルタミン酸ナトリウム(MSG),イノシン酸ナトリウム(IMP)そしてMSG と IMPの混合液を用い、グレープあるいはチェリーの香りをつけ、同じ香りづけをした水を対照群として比較したところ、MSGやIMPの単独溶液と連合した香りには嗜好性を示さなかったが、混合液と連合した香りを好み、その嗜好性は大人(20週齢)になるまで持続した。本研究結果から、幼児期の学習が成長後の食行動に影響することが示された。
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