研究課題/領域番号 |
25350175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
杉浦 実 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹茶業研究部門カンキツ研究領域, ユニット長 (10355406)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 果汁 / 不溶性画分 / インスリン抵抗性 / 糖尿病 / 糖負荷試験 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、果汁に含まれる糖質を液体として摂取した場合のインスリン抵抗性や糖尿病の発症・進展に及ぼす影響について実験動物を用いた検討を行うとともに、果物由来の機能性成分を豊富に含む不溶性画分を再添加することによる予防効果を正常及び糖尿病モデル動物を用いて検討した。その結果、ミカン果汁を急性投与した後の血糖値上昇は果汁中の不溶性画分の含有量が多いほど抑制されること、不溶性固形物を含むミカン果汁の慢性投与は糖尿病モデルマウスのインスリン抵抗性を改善することが明らかになった。健康を指向した果実飲料の製造においては、不溶性画分を除去せずにより生の果実品質に近い製品開発が重要であることが示唆された。
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