研究課題/領域番号 |
25350247
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
今井 健介 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (80447888)
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研究分担者 |
村上 忠幸 京都教育大学, 教育学部, 教授 (20314297)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | アゲハチョウ / 寄主植物 / 進化生態学 / 理科教育 / 教材 / 昆虫 / 外来植物 / 探究学習 / 生物教育 / 植食者 / 進化 / 適応 / 前適応 / 教材研究 / 植食性昆虫 |
研究成果の概要 |
生物は自然界で生き残って子孫を残すよう、多様で精緻な「しくみ」や「ふるまい」を進化させているが、その教材活用の事例は少ない。生態学と理科教育の専門的研究者が協力し、教材開発を指向した新規の基礎研究を実施した。 外来植物ヘンルーダを与えて育てたナミアゲハ幼虫が、本来の寄主である柑橘類を与えても摂食せず、植物から逃げ出す現象を一部解明した。また、ヘンルーダを与えた場合の摂食行動と幼虫の成長率を調査し、ナミアゲハが外来植物ヘンルーダに未だ完全には適応していないことを明らかにした。これらの基礎研究の成果を基に、児童生徒が主体的にナミアゲハの「ふるまい」を探究するような学習教材のアイデアを提示した。
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