研究課題/領域番号 |
25350386
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
澤井 直 順天堂大学, 医学部, 助教 (40407268)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医学史 / 解剖学 / 生理学 / 医学教育 / 学習指南書 / 分野の成立 / 解剖学名 / 機械論 / 医学学習指南書 / 解剖学習 / 解剖用語 / 動物解剖 / デカルト / 解剖学用語 / 医学学習 / 学習指導書 / 初期近代 / ルネサンス医学 / 生理学の起源 / シルヴィウス / フェルネル / マッサ / ガレノス / ヴェサリウス / ファロッピオ / 古代の影響 |
研究成果の概要 |
本研究では、16世紀の解剖学書においてガレノスという古代の権威の存在がどのように扱われているかを調査し、実際に人体を観察してガレノスの記述と比較したヴェサリウスによって、観察と権威の両立させることが難しくなったことを明らかにした。 解剖学は16世紀に観察を重視する学問へと大きく変貌を遂げたが、同時代における解剖学はまだ医学生にとって必須の学習内容ではなかった。17世紀になって解剖学が医学教育でも必須の教授科目となったことが、「医学学習指南書」というジャンルの書籍の記載から明らかになった。
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