研究課題/領域番号 |
25350395
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
内川 隆志 國學院大學, 研究開発推進機構, 教授 (80176677)
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連携研究者 |
堀内 秀樹 東京大学, 埋蔵文化財調査室, 准教授 (60598762)
木村 勉 長岡造形大学, 大学院造形学科, 教授 (60280608)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 地域文化遺産 / 紀の国屋 / 大蔵 / 佐山家文書 / 紀陶社 / 箕島陶器商人 / 重要伝統的建造物保存地区 / 佐原 / 重要伝統的建造物群保存地区 / 箕島陶器商 |
研究成果の概要 |
本研究によって紀の国屋(佐山家)大蔵を取り巻く歴史的背景の 多くが明らかとなった。大蔵の所有者である佐山家は、江戸時代末期に和歌山県箕島から江戸を経て佐原に移住した箕島陶器商人の末裔である事が判明し、古文書から明らかにされた同家の動向は、商都佐原の形成史や広く陶磁器を中心とした産業流通史的にも 興味深い情報を提示するものである。明治25(1892)年の佐原大火を逃れた大蔵は文政9(1826)年に建造が開始された佐原でも古い建造物であり、現在国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている同市にとって非常に価値の高い地域文化遺産という評価が改めて確認された。
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