研究課題/領域番号 |
25350404
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
三谷 雅純 兵庫県立大学, 自然・環境科学研究所, 准教授 (20202343)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生涯学習施設 / 博物館 / 美術館 / 情報アクセシビリティ / コミュニケーション障害 / 高次脳機能障害 / 失語症 / 聴覚認知 / 視聴覚実験 / 波形接続型合成音声 / フォルマント合成音声 / 緊急災害情報 / 聴覚実験 / 聞きやすさ / 波形接続型音声合成方式 / フォルマント合成方式 / 緊急避難放送 / 博物館・美術館 / コミュニケーション / 言葉 / 展示解説 / マルチメディアDAISY |
研究成果の概要 |
言語音がわかりにくい聴覚認知に障がいのある人(「障がい者」と呼ぶ)に情報アクセシビリティを保障する方法を試みた。マルチメディアDAISY は多くの人に理解しやすいICTである。これが障がい者にも適応できるかを、視聴覚実験で男女の肉声、合成音声(フォルマント合成、波形接続型合成)を使って調べた。その結果、1) 非障がい者でわかりにくいフォルマント合成音声だが、視覚情報を付加すると緩和した。2) 障がい者では肉声か合成音声かに関わりなく理解できた。あるいは全く理解できなかった。3) 障がい者にとって肉声が望ましいが、合成音声を使うならフォルマント合成よりも波形接続型合成が推奨できると分かった。
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