研究課題/領域番号 |
25350533
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
諸冨 桂子 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 特別研究員 (80639435)
|
連携研究者 |
秋山 秀典 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 教授 (50126827)
矢野 憲一 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 教授 (70311230)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ナノ秒電気パルス / 癌治療 / 細胞死 / ネクローシス / ポリADPリボース / カルシウム / スフェロイド / アポトーシス |
研究成果の概要 |
本研究はナノ秒電気パルスを利用した新しい癌治療法の基盤確立を目的として実施された。まずナノ秒電気パルスによる細胞死誘導の条件検討や細胞死メカニズム解明を行った。その結果、ポリADPリボース化とよばれるタンパク質修飾を伴ったネクローシスが誘発され、それがカルシウムの有無によって増強・減弱できることが判明した。またタングステン針を用いた電極作製を行った。さらに腫瘍モデルであるスフェロイドを使用して、ナノ秒電気パルスの細胞死効果を確証した。以上の結果は、ナノ秒電気パルスを利用した新しい癌治療法の基盤確立に大きく寄与するものである。
|