研究課題/領域番号 |
25350545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
小島 隆夫 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 専任研究員 (90211896)
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連携研究者 |
池田 時浩 理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 専任研究員 (80301745)
金井 保之 理化学研究所, 原子物理特別研究ユニット, 専任研究員 (00177487)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | イオンガイド / 絶縁体 / キャピラリー / ガイド効果 / 材質依存性 / 放電制御 / 細管 / 絶縁体細管 / イオンビームガイド |
研究成果の概要 |
まっすぐな絶縁体の細管にイオンビームを入射し、その出口を振って傾けた場合のイオン輸送量の変化(傾け角依存性=ガイド効果)を、さまざまな材質の細管で測定した。その結果、低エネルギーの多価イオンに対しては、ソーダライムガラス製の細管がイオンガイドとして最適であることを見出した。そこで、ゆるやかに曲がったソーダライムガラスの細管を作ってイオンビームを通し、ガイド効果・輸送効率を測定したところ、同程度の長さの直管を傾ける場合よりも、2倍以上大きな角度までイオンを輸送できる(ガイドできる)ことがわかり、簡易イオン偏向器としての応用の可能性が見えてきた。
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