研究課題/領域番号 |
25350589
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
遠藤 佳子 東北大学, 大学病院, 言語聴覚士 (60569466)
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研究分担者 |
橋本 竜作 北海道医療大学, 心理科学部, 准教授 (00411372)
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研究協力者 |
森 悦朗 東北大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30368477)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 語彙化錯読 / 失語症 / 無意味綴り / 二重経路従属モデル / 仮名無意味綴り / トライアングルモデル |
研究成果の概要 |
語彙化錯読の発現機序と責任病巣について検討した。21名の左半球損傷性失語症例と11名の健常被検者に、平仮名4文字からなる無意味綴りの音読と、無意味綴りを「無意味」と理解しているかどうかを調べるための理解課題を施行した。その結果、語彙化錯読は健常被検者に比し失語症例で多いこと、一方で綴りのあり方と語彙化錯読の出現の傾向は健常被検者と失語症例で類似すること、が明らかとなった。病巣との関連においては、左半球中心前回下部、下前頭回、中前頭回に病巣を有する場合に語彙化失読が出現することが明らかとなった。
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