研究課題/領域番号 |
25350655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 九州看護福祉大学 |
研究代表者 |
加藤 浩 九州看護福祉大学, 看護福祉学部, 教授 (90368712)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 力学的エネルギー / セグメントトルクパワー / 表面筋電図 / wavelet / 変形性股関節症 / 歩行 / 筋電図 / 体節間浸透力 |
研究成果の概要 |
変形性股関節疾患(OA)患者の跛行に関する研究として,骨盤帯と大腿のセグメントトルクパワー(パワー)を算出し,両パワー値の極性を見る事で力学的エネルギーの流れについて検討した.結果,健常者とOA患者の大腿パワーを比較すると,OA患者の方が,パワー値が大きい結果となった.これは,健常者に比べ大腿部の回転運動が大きい(不安定性)ことを示すものであり,股関節不安定性は大腿部に起因する可能性が示唆された.また同時に表面筋電図(EMG)を用いた周波数解析からは,立脚初期時の中殿筋の平均周波数(MPF)の上昇が認められず,大腿部の不安定性が,type2線維の活動性低下にも影響している可能性が示唆された.
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