研究課題
基盤研究(C)
本研究は,高齢者の能動的起立支援のため,姿勢調整と姿勢反射を考慮した個々人に適する起立支援システムの開発を目的とする.本目的を実現するため,本研究は起立動作を,自発性運動と「姿勢調整」,「姿勢反射」の重ね合わせであると仮定し,起立動作を筋肉共同発揮の観点から三つの基本動作に分割することで,各基本動作に要求される各機能との対応付けを明らかにした.さらに,各基本動作における筋肉の負荷を実時間で推定する手法を提案し,これをパラメータとすることで各基本動作における不足する機能を最低限補いつつ被介護者の体力発揮を誘引する起立支援手法を開発した.以上は実機実装を行い,被験者実験にてその効果を確認した.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 5件) 備考 (1件)
Journal of Medical Imaging and Health Informatics
巻: 5(8) 号: 8 ページ: 1610-1621
10.1166/jmihi.2015.1626
巻: in press
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