研究課題/領域番号 |
25350831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 大阪体育大学 |
研究代表者 |
浜田 拓 大阪体育大学, 体育学部, 教授 (00466294)
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研究分担者 |
林 達也 京都大学, 大学院人間・環境学研究科, 教授 (00314211)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 運動 / 脳 / 骨格筋 / 乳酸代謝 / モノカルボン酸輸送担体 / AMPK / 鉄欠乏 / 乳酸 / シグナル因子 |
研究成果の概要 |
本研究は、一過性運動により骨格筋と同様に、脳のモノカルボン酸輸送担体(MCT)が増加する効果とそのシグナル因子を検証することであった。一過性運動により、ニューロン特異的なMCT2発現量の増加が認められた。脳部位によっては、MCT1とMCT4の発現量も増加した。さらに、運動が脳領域特異的なMCT発現量を増加する因子を検証した結果、脳内の乳酸や脳由来神経栄養因子(BDNF)は、MCT2発現量を増加させるシグナルとなる可能性が示された。本研究の結果から、運動によって、骨格筋と同様に、脳のMCT発現量が増加する。この適応にともない、ニューロンへの乳酸取り込みが増して、脳機能が高まることが期待できる。
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