研究課題
基盤研究(C)
骨格筋におけるストレッチ誘発性糖取り込み機構について検討した。得られた結果より、骨格筋においてストレッチ刺激は一酸化窒素(NO)合成酵素を活性化しNOを産生することで筋小胞体(SR)のリアノジン受容体をニトロシル化してSRからのカルシウム遊離を引き起こすこと、さらに、この遊離カルシウムによりCaMKIIが活性化され糖取り込みが亢進することが示唆された。一方、ストレッチ刺激による糖取り込み機構はインスリンや筋収縮による糖取り込み機構とは異なると考えられる。
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J. Muscle Res. Cell Motil.
巻: 35 ページ: 243-243