研究課題/領域番号 |
25350919
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
大河原 清 岩手大学, 教育学部, 教授 (40168878)
|
研究分担者 |
阿久津 洋巳 岩手大学, 教育学部, 教授 (10374860)
山本 奨 (山本 奬) 岩手大学, 教育学部, 教授 (90552612)
岩木 信喜 岩手大学, 教育学部, 准教授 (80341593)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 長崎県佐世保市立小6女児同級生殺害事件 / 邪推 / 犯罪行為 / 非行 / 逸脱 / 脳波 / 前部帯状回 / 子ども環境学 / 認知的ゆがみ / 前頭前部帯状回 / 活動レベル / 敵意帰属傾向 / 攻撃性 / 反社会的行動 / 妄想傾向 / 妄想 / 日本語版パラノイアチェックリスト / 日本語版PDI短縮版 / 尺度構成 |
研究成果の概要 |
写真刺激に対する反応から邪推傾向をどの程度予測できるか、邪推傾向の強い被害妄想的傾向と事象関連電位に現れる反応が関連しているかについて、写真に対する質問項目から得られた尺度値と被害妄想の質問紙から得られた尺度値の間に関連のあることから、写真を用いた邪推傾向を有する個人差を調べることが可能であることが分かった。また被害妄想的観念が顕著な者ほど脳の前頭葉にある前部帯状回の活性度が低いことが分かった。これらの結果から、邪推傾向が強い個人は自己モニタリング機能が低い可能性が示唆された。この仮説に沿って、強い邪推傾向をもつ個人の反社会的行動を未然に防ぐ方策などが研究可能であろう。
|