研究課題/領域番号 |
25350933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
酒井 久美子 大分大学, 医学部, 助教 (60225753)
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研究分担者 |
千葉 政一 大分大学, 医学部, 助教 (20457633)
酒井 謙二 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50205704)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 脳 / 情動 / 亜鉛 / 安息香酸 / メタボローム / マイクロアレイ / 行動解析 / メタボロミクス |
研究成果の概要 |
私達は環境中の安息香酸亜鉛が脳において正常な神経伝達系を乱す可能性を見出しており、本研究では、亜鉛および安息香酸を多めに与えたマウスを継代してその仔どもで、行動解析および脳海馬組織中のメタボローム解析、遺伝子発現解析を行った。 その結果、通常食の仔マウスに比較して、亜鉛多めでは神経伝達物質が増加し、社会性や記憶・学習の脳機能が向上していた。安息香酸を多めに与えた仔マウスでは、学習効果は見られず、情緒不安定な行動を示した。この群の食餌を通常食に戻したところ、コントロール群と同様の行動を示すようになった。
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