研究課題/領域番号 |
25350972
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
野崎 浩 岡山理科大学, 理学部, 教授 (60159085)
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研究分担者 |
川出 洋 東京農工大学, (連合)農学研究科, 准教授 (20291916)
林 謙一郎 岡山理科大学, 理学部, 教授 (30289136)
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連携研究者 |
岡田 憲典 東京大学, 生物生産工学研究センター, 准教授 (20312241)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | モミラクトン / 化学防御 / 蘚類 / ジテルペン / 生体防御 / アレロケミカル / ハイゴケ / ファイトアレキシン |
研究成果の概要 |
モミラクトンは稲のジテルペン型のファイトアレキシンやアレロケミカルの一つであるが,稲とは進化分類学的にかけ離れた蘚類ハイゴケも同じモミラクトンを化学防御に利用することが近年わかってきた。本研究では,ハイゴケのモミラクトン生合成経路の初発段階を触媒するsyn-ピマラジエン合成酵素,HpDTC1のクローニング・機能解析に成功した。HpDTC1の遺伝子発現は各種生物・非生物ストレスによって強く誘導され,その転写制御に関わる信号系は,蘚類に共通する生体防御応答である可能性が示唆された。本研究の成果は,陸上植物の化学防御系の進化について新たな知見を与えると期待される。
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