研究課題/領域番号 |
25350973
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子化学
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研究機関 | 公益財団法人サントリー生命科学財団 |
研究代表者 |
村田 佳子 公益財団法人サントリー生命科学財団, その他部局等, 研究員 (60256047)
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研究分担者 |
難波 康祐 北海道大学, 理学研究科, 准教授 (50414123)
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連携研究者 |
木村 寛之 京都大学, 放射線同位元素総合センター, 助教 (50437240)
山垣 亮 公益財団法人サントリー, 生物有機科学研究所, 主席研究員 (40313209)
高橋 俊雄 公益財団法人サントリー, 生物有機科学研究所, 研究員 (20390792)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 鉄 / ニコチアナミン / 植物性食物 / キレート化合物 / 小腸 / 鉄代謝 / 小腸吸収 / トランスポーター / caco2細胞 |
研究成果の概要 |
植物性食物、とくに豆類に多く含まれるニコチアナミン(NA)は、生体内で生合成され、鉄と錯体を形成し、植物にとって生体内の鉄輸送に重要な役割を担う低分子有機化合物である。本研究では、哺乳動物が植物内在性鉄キレート化合物NAを摂取した際に、NAが小腸での鉄吸収にどのように影響するかを検討した。 マウス投与実験により、NAが小腸で取り込まれた後、特定の組織、特に筋肉への鉄輸送に関与していることが示唆された。また、小腸上皮モデル細胞であるcaco-2細胞単層での鉄取り込み実験から、NAを鉄と同時に加えることにより、濃度依存的に細胞内の鉄排出量が増加していた。
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