研究課題/領域番号 |
25350993
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基盤・社会脳科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
飯高 哲也 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (70324366)
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連携研究者 |
定藤 規弘 生理学研究所, 大脳皮質機能研究系, 教授 (00273003)
磯田 治夫 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 教授 (40223060)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | fMRI / ユーモア / 感情 / 共感性 / 前頭葉 / 海馬 / 喜び / 映画 / 前頭前野 / 脳賦活 / 視線計測 / 情動 / 動画 / 瞳孔径 / fMRI / 脳賦活検査 / 動画刺激 / 扁桃体 |
研究成果の概要 |
感情の中でもユーモア感覚は、他の霊長類にはないヒトに特徴的な現象であると考えられる。ユーモアはヒトにおいて、全ての人種や文化で見られる精神現象である。脳画像を用いてユーモアの脳内機構が研究されているが、本研究は自然な刺激(コメディビデオの呈示)を用いてfMRIにより脳活動を計測したことが独自な点である。解析手法の異なる2つの実験を行い、一致する脳領域について考察した。その結果から左海馬と内側前頭前野が、ユーモア感覚とその評価に関連すると考えられた。左海馬は文脈や意味内容の変化に伴い、概念の精緻化を行っていると考えられた。一方で内側前頭前野は、社会的文脈の処理を行っていることが示唆された。
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