研究課題/領域番号 |
25351001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳計測科学
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研究機関 | 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 (2016-2017) 生理学研究所 (2013-2015) |
研究代表者 |
乾 幸二 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所, 機能発達学部, 部長 (70262996)
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研究分担者 |
元村 英史 三重大学, 医学部附属病院, 講師 (10324534)
西原 真理 愛知医科大学, 医学部, 教授 (60380325)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 介在細胞 / 抑制 / GABA / 脳磁図 / 脳波 / 微小回路 / IPSP / プレパルス / プレパルス抑制 / 感覚情報処理 / 触覚 / 聴覚 / 変化関連脳活動 |
研究成果の概要 |
私達は、聴覚野プレパルス抑制(PPI)が介在細胞による抑制を反映している可能性について検討しました。 連続音の中に突然の音圧増加(10dB)を挿入する刺激を用いました。弱い変化刺激(プレパルス、5dBの増加)を挿入することによってPPIが観察されました。 PPIの時間経過は、約20-60ミリ秒および600ミリ秒で頂点となるいくつかの時間的に異なる抑制を示しました。 さらに、バクロフェンおよびジアゼパムを用いて、薬理学的に少なくとも2つの抑制機序がGABAに関連することを確認しました。 統合失調症などの多くの疾患が抑制系に問題があると考えられており、本手法は臨床的に有用であると期待されます。
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