研究課題
基盤研究(C)
脳血流量をリアルタイム計測できる動脈スピン標識法を用いて、脳機能を定量化するための新手法を開発した。機能的MRI法として通常使用されるBOLD信号測定と比較して、動脈スピン標識法を用いて脳全体の機能を測定する場合、一般により多くの時間がかかる。本研究では、動脈スピン標識法に対して並列画像化技術を適用し、脳血流量の高速MRI撮像を実現した。この並列画像化には、多周波数帯域励起RFパルスを用いた複数スライス同時イメージング技術を用いた。本提案のイメージング法は磁化率アーチファクトを生じにくいため、従来のBOLD機能的MRI法では画像化が困難な脳領域への適用可能が示された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件) 産業財産権 (3件)
NeuroImage
巻: 108 ページ: 17-22
10.1016/j.neuroimage.2014.12.047