研究課題/領域番号 |
25360001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
藤野 彰 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (60646404)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 客家運動 / 中台関係 / 中国多元化 / 客家と革命 / 中国共産党史観 / 毛沢東と客家 / 広東「地方主義」 / 客家タブー / 客家 / 中国 / 台湾 / 多元化 / 中国革命 / 中国共産党 / 中国近現代史 / 民主化 / 国際情報交換 / 海峡両岸 |
研究成果の概要 |
1980年代末、台湾の民主化、中国の改革・開放を背景に、海峡両岸で漢民族の族群、客家(ハッカ)の復興運動が始まった。それまで「透明人間」視されていた客家は「解放」された。しかし、台湾では民主化の達成によって客家の政治権利まで保障されるようになったのに対し、中国では客家の復権は文化的、経済的分野に限定されている。たとえば、客家は中国革命に対して多大な貢献を行ったにもかかわらず、中国共産党の公式な歴史はいまだに客家の存在をほとんど無視している。それは「客家タブー」とでも呼ぶべき現象であり、そこには共産党の特殊な政治イデオロギーや、革命の中の粛清といった負の遺産が大きな要因として潜んでいる。
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