研究課題/領域番号 |
25360005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
阪本 公美子 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (60333134)
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研究協力者 |
宮﨑 久美子
椿 延子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 乳幼児死亡 / タンザニア / 5歳未満死亡率 (U5MR) / 農牧 / スワヒリ / ドドマ / リンディ / ザンジバル / 5歳未満死亡率 / 東アフリカ / 母子保健 / 貧困 / 幼児死亡 / 幼児死亡率 / 健康 / サブシスタンス / 在来知 / ジェンダー / サブシスタンス(生存維持) / IMR(乳児死亡率) / U5MR(幼児死亡率) / 伝統医療 / 女性世帯主世帯 |
研究成果の概要 |
タンザニアの乳幼児死亡要因の共通性と地域性とともに、相互扶助の寄与について明らかにした。乳幼児死亡率が高かった3地域にて再生産年齢女性238人を対象に行った質問票インタビュー調査では、女性達の半数近くが乳幼児の死亡を経験していた。子どもの死亡経験・死亡数を軸に統計的な分析を行った結果、これまで先行研究で言及されていた出産場所・介助者、教育や知識、食関連の要因を再確認するとともに、それらの地域差も確認した。さらに、食をめぐる相互扶助は、乳幼児の生存に寄与していたことを明らかにした。しかし食料が不足する地域では、相互扶助から漏れている相当数の女性と子ども存在しており、乳幼児死亡のリスクは高かった。
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