研究課題/領域番号 |
25360013
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
思 沁夫 大阪大学, グローバルイニシアティブセンター, 特任准教授(常勤) (40452445)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エヴェンキ人 / ローカルナレッジ / トナカイ放牧 / 中央シベリア高原 / 民族誌の再構築 / 社会主義民族学 / 生態環境 / 複合関係 / トナカイ / スタノヴォイ山脈 / 自然保全 / 文化継承 / 伝統文化 / 学際的アプローチ / レナー川上流域 / 異常気象 / エヴェンキ / トナカイ飼育 / IT活用 / ロシア語文献 / 保護の問題 / 動物の利用 / 地域限定の持続性 |
研究成果の概要 |
本研究は1年間の研究期間延長を除き、ほぼ計画通りに実行、終了した。 本研究の主な成果は2つある。①エヴェンキ語による人類学的調査を通じた、エヴェンキ人のトナカイ放牧に関するローカルナレッジを再構築した。②エヴェンキ人の自然理解に基づくトナカイ放牧実践の理解を通じ、彼らが持続的な生存基盤を構築してきたのか再評価した。本研究結果をロシア語、中国語、エヴェンキ語でまとめ、出版することができたことは、研究計画以上の成果として挙げられる。さらに、これまでで研究代表者は、中国エヴェンキ自治旗旗長賞(重要貢献賞)を受賞したほか、エヴェンキ語による研究手法の開発においてロシア北方少数民族協会から表彰された。
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