研究課題/領域番号 |
25360016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 龍谷大学 (2015) 鹿児島大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
落合 雪野 龍谷大学, 農学部, 教授 (50347077)
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研究分担者 |
飯島 明子 天理大学, 国際学部, 教授 (70299155)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 東南アジア大陸部 / タイ系諸族 / 移住史 / 物質文化 / 生態資源 / タイ系諸民族 / ハンディクラフト / 国際情報交換 / ミャンマー / タイ / ラオス |
研究成果の概要 |
本研究では、東南アジア大陸部の手工芸のうち、タイ系諸民族やその他の民族集団によって、植物素材から作られるモノ[プラント・マテリアル]をとりあげ、地域の生態環境や社会関係、製作者の生活実践、商品としての需要と流通の4点に着目しながら、その製作実態を分析した。 その結果、人びとが世帯やコミュニティの生活実践に即しつつ、織布や漆器の製作や使用を続けてきた実態が明らかになった。だが、同時に代替素材や模造品の流入、あるい商品としての価値づけが進行しており、それとともに、製作のあり方や製作にともなう社会関係が変化していること、その動きの中で文化資源としての価値づけが進行しつつあることが指摘できる。
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