研究課題/領域番号 |
25360045
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | 島根大学 (2017) 福岡教育大学 (2013-2016) |
研究代表者 |
西崎 緑 島根大学, 人間科学部, 教授 (00325432)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | NCNW / YWCA / 公民権運動 / 保守的 / ドロシー・ハイト / 黒人女性 / Dorothy I. Height / アフリカ系アメリカ人 / ジェンダー / ドロシー・I・ハイト / Dorothy Height / 州間取引 |
研究成果の概要 |
フリーダムサマーの激動の中でも、NCNWは、それまでと変わらずに黒人女性の置かれた現実に根差した活動を行った。Pig Bankに出資して、南部黒人女性の生活を支援したり、北部白人富裕層の女性に現実を見せるだけのWednesdays in Mississippiを行ったりして、ラディカルな運動からは距離を置いてきた。このことは、ドロシー・ハイトが全米YWCAを活用するなど、既存のやや保守的な組織との協調路線をとったことにも表れている。しかし公民権運動の進展には、YWCAを通しての地道な教育活動や、プールの人種隔離撤廃などの影響も少なくなく、女性たちの柔軟な思考と活動が貢献したと言えよう。
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